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2012年05月17日

竜巻

5月6日、静岡県でも竜巻注意報が発令されましたね。テレビ画面にテロップが出たので、慌てて空の様子をうかがいました。急速に空が暗くなったかと思うと、大粒の雨が激しく降り始め、外はかなり冷え込んでいたように思います。

tatsumaki.jpg栃木、茨城県で実際に竜巻に遭遇した方々は次のように語っています。
「雲の底から地上に伸びる漏斗状の雲を見た。」
「飛散物が筒状に舞い上がるのを見た。」
「 ゴーという音がしたのでいつもと違うと感じた。」「気圧の変化で耳に異常を感じた。」
以上のようなことがあったら、すぐに身を守るための行動をとることが大事です。

また、被害にあった方々は
「ガラス窓が大きくしなって割れた」
「割れた窓から激しい風がガラスの破片とともに渦を巻いて部屋の中に入ってきた」
「とっさに布団にくるまり怪我を免れた」などと語っていました。

どこで被害にあうかを予測することは難しいですが、日常の行動パターンを考えて、身を守る方法をイメージしておくと、いざという時にスムーズです。
一般的には以下のことに注意しましょう。

屋外では・・・頑丈な建造物の物陰に入って、身を小さくする。
       シャッターを閉める。
       電柱や太い樹木であっても倒壊することがあるので危険。
       物置や車庫、プレハブ(仮設建築物)の中は危険。
屋内では・・・窓やカーテン・雨戸を閉める。
       家の1階の窓のない部屋に移動する。
       丈夫な机やテーブルの下に入るなど、身を小さくして頭を守る。
       窓から離れる。
       大きなガラス窓の下や周囲は大変危険。

ひらめき竜巻の発生を予測!!「竜巻発生確度ナウキャスト」
竜巻や突風は規模が小さく、観測機器で直接実体を捉えることができないので、気象ドップラーレーダーの観測などから「竜巻が今にも発生する(または発生している)可能性の程度」(発生確度)を推定し、10km格子単位で解析、その1時間後(10〜60分先)までの予測するもので、気象庁のホームページに掲載されています。また携帯コンテンツサービスとしても提供されているので屋外でも活用できます。
位置情報気象庁ホームページ・竜巻発生確度ナウキャスト
http://www.jma.go.jp/jp/radnowc/index.html?areaCode=000&contentType=2

<やまねくん>
posted by ぴっぴ at 14:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 防災豆知識

2012年05月14日

家で被災したら……

5月8日(火)、静岡県立浜松特別支援学校の「おやおや倶楽部」の一環で、家庭で被災した時のための防災講座を開催しました。

浜松特別支援学校には、小学校から高校までの知的な障がいを持っているお子さんが通っています。
学校が南区江之島という海岸から近い位置にあるので、東海大地震が発生した後の津波のことを、保護者も先生方もとても心配しているようです。

学校では、年に5回の防災訓練を行い、地震が起こったらすぐに上の階に避難するということを徹底的に行っているそうです。学校生活の中での対策は行っているということですが、学校だけでなく家庭での防災を知っておくことが必要ということで、今回の講座を開催することになりました。


東日本大震災の映像などを見ると、多くの人は津波が心配になります。
しかし津波より先に地震が起こることから、地震でけがや命を失わないようにするための対策をすることが必要です。
自宅のあるところの地盤や地形、起こりうる災害の種類を想定し、建物は耐震補強や家具の固定、ガラスの飛散防止をします。家庭での備えとしては地震だけでなく、起こりうる可能性のある災害の種類に合わせた対策(たとえば、水害が起こりやすいところでは、水害を想定しての対策)が必要です。
また、子どもが家にいても、家族がそろっているとは限らないので、家族の連絡方法や避難場所をあらかじめ決めておくことも大切です。

bousai.JPG



家族だけが災害に備えるのではなく、地域とのつながりを普段から持っておき、いざとなればおたがいさまで助け合える関係性を作っておく必要があります。
地域の人の数名には、自分の家族の情報(障がいのある人、介護の必要な人、妊娠中の人がいるなど)を伝えておくといいですよ。


このような内容で、今年度初めての防災講座を終了しました。
現在、いろいろなところから講座のお問い合わせをいただいています。
興味がある団体は、ぜひ、ぴっぴまでお問い合わせくださいね。(わかば)

2012年05月07日

ライフカード

浜松特別支援学校に訪問させていただいた折に、先生から「ライフカード」をいただきました。障がいを持った子どもたちが、災害時に携帯し補助となる情報を書き込むものです。
これは、知的障害者通所更生施設「ほっと」など、市内および、磐田市の4施設が協力して作ったものだそうです。
P1060454.jpg  P1060455.jpg
浜松特別支援学校は、海から700メートルという場所にあります。東海地震などの被害想定では大きな津波が5分以内に来る場所と言われています。それだけに学校側も保護者も防災意識は高く、様々な対策を立て検討されています。スクールバスで通学の子どもたちもいますが、公共交通機関利用や保護者の送迎で通う子どもたちもいるので、通学途中で被災をしてしまったら?という場合も想定しておかなければなりません。自力で身を守ることも大切なこととなります。「ライフカード」は本人自身を救助してくれる人に託す情報が入っているものです。

最近では個人情報の取り扱いは慎重なのですが、防災面からすると、地域の人や周囲の人に存在を知っておいてもらうことが必要です。徒歩通学できる学校に行っている子ばかりではないので、見落とされがちなためです。

周囲も様々な子どもたちがいるということを理解し、非常時には助け合える環境を作っておくことも含めて、障がいに理解を深める機会が持てるといいですね。  hiro

タグ:携帯 障がい
posted by ぴっぴ at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 防災グッズ

2012年04月30日

まつり会場で地震が起きたら!?

イベントやお祭りなど、人が大勢集まる場所に出かけるたびに、
「今、大地震が起きたら、どうすればいいんだろう?」と考えてしまう方も多いのではないでしょうか。
イベントを手放しで楽しめていないのかもしれませんが、常に災害を想定してイメージトレーニングをしておくことも大切でしょう。

さて、もうすぐ2年ぶりの「浜松まつり」が控えています。
まつりのメインである「凧揚げ合戦」の会場は、中田島砂丘。もしも地震が発生したら、津波がすぐに到達する場所です。
かねてから、津波の対応や狭さ解消のため他会場が検討されてきましたが、適地がないということで、今年も例年通りの会場となっています。

今年、浜松まつり組織委員会事務局が発行しているパンフレットには、地震発生時の対処についての記載があります。(以下、パンフレットより抜粋)

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地震後、津波はすぐに海岸に到達します。津波には、早期避難に勝る対策はありません。
とにかく自ら率先して「避難」を最優先。


★迅速な情報収集を! 凧揚げ会場とその周辺では、次の方法で緊急情報を収集できます。
@放送 
会場内放送と常設の同報無線では、緊急情報が発表された場合には、直ちに放送します。
Aサイレン 
津波注意報…10秒吹鳴し&2秒休止(9回繰り返し)
津波警報……5秒吹鳴し&6秒休止(9回繰り返し)
大津波警報…3秒吹鳴し&2秒休止(9回繰り返し)
B携帯電話でメール受信
市メール配信サービス「防災ホッとメール」に事前登録した携帯電話には、緊急情報が自動配信されます。→「防災ホッとメール」https://service.sugumail.com/hamamatsu/html/

避難する場合は!?
緊急情報が発表された場合には、凧揚げ会場内の放送と警備員の案内に従って、速やかに避難。「津波だ」「逃げろ」と呼びかけながら、より高く、より遠くに!

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大規模なまつりやイベントを開催するとき、災害対策について事前に周知しておくことが欠かせない…そんな時代になったのですね。

(ずきんちゃん)

posted by ぴっぴ at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 防災豆知識

2012年04月23日

浜松も塩害に苦しんだ

昭和の初め頃までは、北区三ケ日町あたりでは、い草作りが盛んだったそうです。
それは、1707年に遠州灘沖から紀伊半島沖を震源に起こった宝永地震により、浜名湖の奥に位置する三ケ日あたりは塩害で米を作れなくなったことがきっかけだといわれています。
(その頃はすでに浜名湖の今切口ができていて汽水湖だった)


い草は塩を含むところでも生育するということで、長年にわたりい草が作られていたとか。
中でもこの地域では「太イ」という種類のい草が作られていたのだそうです。
今は畳を作る風景もあまり見られなくなってしまったようですが。


東日本大震災でも、塩害のためにひまわりや綿を植えるなどの取り組みをしているようです。
一度被害にあうと、すぐに解決には結びつかない問題です。今後も見守っていきたいですね。
(わかば)


私たちは忘れない3.11
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2012年04月16日

未来につながる支援の方法

一口だけですが、「さんりく海の幸支援制度」に参加しています。
寄付といっても様々な形や方法がありますが、漁業復興のために使われることがはっきりと決まっていて、それが未来につながる支援ということに賛同してして申し込みをしました。

 「さんりく海の幸支援制度」
http://www.ogatsu-tachihama.net/
さんりく海の幸支援制度

他にも、下記のようなプロジェクトが進行中です。
がんばっている人やがんばりたいと思っている人を応援できたらと思っています。

ミシンでお仕事プロジェクト
http://wallpaper.fumbaro.org/machine
ミシンでお仕事プロジェクトは、被災した方々に「ミシン+アイロン+アイロン台+裁縫セット」をお渡しする「物資支援」と、その方々がミシンを使えるようになるための「ミシン講習会、スキルアップ講習会」を実施する「人材育成支援」と、ミシンをお仕事につなげていっていただくための「自立支援」の3つを組合わせた『総合支援プロジェクト』です。(ふんばろう東日本支援プロジェクトの紹介より)


手に職・布ぞうりプロジェクト
http://wallpaper.fumbaro.org/zouri
布ぞうりの制作・販売を通して、被災地に暮らす人たちの働きたい気持ちを応援します。
その方法として、現地で布ぞうりのワークショップ(講習)を開催し、布ぞうりを作る楽しさを知っていただけるよう活動しています。(ふんばろう東日本支援プロジェクトの紹介より)


南三陸町 ホタテキャンドル 復興の灯り
http://hotatecandle.com/
津波に流されずに残った帆立貝を一枚一枚きれいに洗浄して乾燥後、手作業で心をこめて作ったろうそくを販売しています。
震災後に仕事を無くした漁協の女性たちの収入減になっています。
デザインがとても素敵です。


浜のミサンガ「環(たまき)」
http://www.sanriku-shigoto-project.com/
漁網で編んだオリジナルのミサンガを、被災者の女性たちが一つひとつ手作りで作っています。

はっぴー☆


私たちは忘れない3.11
posted by ぴっぴ at 17:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 忘れない3.11

2012年04月11日

ぴっぴ家族の<減災BOOK>

先回のブログで紹介したぴっぴ家族の<減災BOOK>が新聞に掲載されました。

◆平成24年4月3日付 静岡新聞 朝刊◆
20120403静岡新聞朝刊減災BOOK.jpeg
<静岡新聞社編集局調査部許諾済み>

◆平成24年4月6日付 中日新聞 朝刊◆
20120408中日新聞朝刊減災BOOK.jpeg
<中日新聞社許諾済み>
posted by ぴっぴ at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の紹介

2012年04月05日

本の紹介「ぴっぴ家族の減災BOOK」

私たちぴっぴが「子どもの防災を考える地域のネットワーク事業」として防災ワークショップなどを始めてから6年目を迎えました。
昨年は、東日本大震災が起き、ますます防災への関心が高まっています。


そんな中、
*日頃から身近にあるものを活かす防災知識
*しっかり備えて、少しでも被害を少なくするため(減災)の準備
を、わかりやすいイラストで紹介している「ぴっぴ家族の減災BOOK」ができあがりました。
東日本大震災で被災された方々や被災地支援に行かれた医師・保健師、ボランティアなど様々な角度からヒアリングを行い制作しているので、実践的に活用できるものです。
もちろん、男女共同参画的視点や、地域づくりの視点でも活用できる本となっています。


A4サイズで、43ページ。これを使って行う防災講座の申し込みも受け付け中です。
興味のある方は、ぴっぴまでご連絡ください。

減災ブック表紙.jpg


NPO法人はままつ子育てネットワークぴっぴ
電話 053-457-3418(月〜土曜日、9:00〜17:00受付)


私たちは忘れない3.11
posted by ぴっぴ at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 忘れない3.11

2012年04月02日

焼津市男女共同参画セミナー 子どもを守る防災講座

3月17日(土)焼津公民館で防災講座を行いました。この日も雨。じつは、これまでの防災講座、昨年からずっと雨が多いのです。出席者もこの雨では参加率が悪いのではないかと心配していましたが、心配には及ばず39名が参加してくださいました。

今回は焼津市市民協働課とのコラボ講座。県中部で行政とともに行うのは初めてでしたが、こちらの提案に快諾いただき実施に至りました。

ぴっぴ自体は、こうした講座もかなり経験を積んできたのですが、講座を行う地域によって毎回、お話する内容を変えています。今回は焼津。ここは津波被害を考えずにはいられないところです。東日本大震災は、津波被害が大きく報道されましたが、実際、地震があって津波が来るわけですから、まずは建物の耐震を考え、そして高台、高所に避難を考えることです。
P1060346.JPG P1060361.JPG
ぴっぴでは、東日本大震災により被災を受けた人々、避難所生活をされた人々、ボランティア、メディア、支援に入られた医師や行政の立場の人と、できるだけ多くの様々な立場からの視点でヒアリングをしました。 その中で、これまでワークショップや講座で常に話してきた「地域とのつながり」「自分の身は自分で守る」は必要なことだったという確信を得ました。そして、この中から『減災BOOK』を制作しました。これを焼津市の講座で初めて使用しました。
参加者の方々からは、文字も大きめでイラストも入っており、わかりやすいという感想をいただけました。
この本をもとにしたお話と子どもたちも楽しめるカッパ作り、バリバリスリッパの作成、紙芝居を行い終了しました。
焼津の参加者の方々から終了後にとったアンケートには、日頃から防災訓練を行っておくことや備えの必要性なども行っていこうという意識の高さもうかがわれました。

今後、防災についてふだんから自分のこととして受け止めていない人にも気づいてもらう上でもこれから、『減災BOOK』を使ってのワークショップを行っていきますので、ご要望があればぴっぴ事務局にご連絡ください。

<hiro>

2012年04月01日

桜ケ丘保育園で防災講座

3月22日(木)、北区都田町にある桜ケ丘保育園で、「防災講座 あの日を忘れない 〜東海大震災に備えて今からできること〜」を行いました。

前日と当日の朝、NHKで情報提供されたのを見て参加していただいた方もあり、赤ちゃんから大人まで幅広い年代の方に参加していただきました。もちろん、桜ケ丘保育園の年長さんも、1時間を超える講座でしたが、最後までしっかりとお話を聞いていただきました。

都田町は、都田川がありますが、津波というよりも家屋の倒壊やそれに伴う火災、あるいは、土砂災害の方が心配です。しかし、保育園にいる間に被災するとは限りません。自分たちの住んでいる地域やよく行く場所で、どんな災害が考えられるかによって、備えも違いますから、まずは地域の特性を知って、それに合った備えをしましょう。

また、大人にとっては「まだまだ保育園児」と思っていても、子どもの年齢に合った防災知識を、大人が子どもたちに伝えておくことが大切です。
子どもの行動範囲の中で、どんな危険なものがあるか、地震の時にどのように行動すればいいかを普段から知らせておくことが大切です。
例えば、自動販売機は地震の時に倒れてきて、その下敷きになったらあぶないことや、もしも切れた電線が垂れていたら、触ってはいけないこと、ガスのにおいがしたらそこから離れること(まずはガスのにおいがどのようなものかも教えておく)などは、保育園児でも理解できます。
災害時のいろいろな想定をして、あらかじめ家族で話し合っておくことが必要です。



普段広い園庭を元気に走り回っている園児たちだけに、「ダンゴ虫のポーズ(頭と心臓を守るポーズ)」を練習した時は、全員、とても上手にできました。
やはり、普段から自然の中で育っている経験が、災害をたくましく生き抜く力になっているようです。
dango-03.jpg

子どもを桜ケ丘保育園の園児のように、自然の中で育てたいと思う方は、保育園親子ひろばや園庭解放をまずは利用してみてはいかがでしょうか?
そして、皆さんの所属している団体でも、このような防災講座を開催したいという場合は、ホームページをご覧の上、ぴっぴにお問い合わせください。 (わかば)

☆ぼうさいぴっぴ
http://npo.hamamatsu-pippi.net/project/bousai-ws/

NPO法人はままつ子育てネットワークぴっぴ Tel. 053-457-3418